初めての生dorlis

2005年6月8日 音楽
日本代表がドイツワールドカップに手をかけて挑んだ
サッカーの試合よりFM愛知でのdorlisのスペシャルライブに
行ってきた私です。放送局に入るのは昨年イタリアのミラノ
二区のカッシーノゴッバまで行き、関係者
用の特別バスに乗って、メディアセットの本社にレース番組
のスタッフを表敬訪問がてら彼らが日本でのレース開催時に
使用する日本のプリペイド携帯を届けて
以来で少し緊張しながらFM愛知のエリア807に到着。
舞台と客席の近さを感じて開演の時間を待ちました。

FMAの『パラダイスビート』のパーソナリティの川本えこ
がMCを務めて、前説をやった後、まずは『肌のすきま』の
PVをスクリーンでフルコーラス鑑賞して、えこさんに紹介
されて浴衣姿のdorlisが登場。そしてバックバンドの皆さんも
浴衣姿でした。

dorlisさんの『buongiorno!dorlisです。』というあいさつで
スタート。イタリア語のわからない人は意味がわからず、
イタリア語の通訳をやることの多い私はイタリアでは
昼の三時過ぎからはbuona seraなのになぁと思いながら
曲が始まりました。

このバックバンドというのがウッドベース、ドラム、ギター、
アコーディオン、バイオリンという構成で、これがこのメンバ
ーだからこそ出せる音というか、同じような方向性や
感性、リズム感、テンション、タレントを有しているメンバー
が集まったからこそ出せる音や独特の空気感が生み出されて
いました。音楽に対する核の部分が同じだったり、似ている
もの同士が己の才能をぶつけあうからこそ生まれる独特の
アンサンブルというかスウィングという言葉を体感しま
したね。

CDもいいのですが、ドラマの主題歌にもなっている
最新シングルの『肌のすきま』などは緊張感や彼女の
息使いまでもを共有できるエリア807という場だからこそ
味わえるワンアンドオンリーのパフォーマンスでした。

ウッドベースやアコーディオン、バイオリンといった
自然を感じさせる音と彼女の曲、そして、どきりとさせられ
たり、何かを感じさせる詩というのが、CDと違ったdorlis
の魅力を感じると同時に彼女のライブというのはふさわしい
場所が限定されるなとか、一時間半や二時間のライブでは
今日やった以外のどんな曲をどういうアプローチで生演奏
してくれるのかなどと想像をめぐらせた私でした。

秋にはツアーがあり、名古屋ではクラブクアトロという
場所でライブがあります。ここではアルコールを口に
しながら見ることができます。そして、それほど、大きく
ないので、舞台とオーディエンスが一体感を感じ、同じ
空気を共有できるいいライブハウスです。

十月にできることなら行ってみたいと思いましたね。
今日のようなパフォーマンスを見られるならばチケット代
は決して高くないと思います。とにかく今の私は彼女の
ライブとメジャーレーベルでの初のフルアルバムが楽しみ
です。

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