motosprintを読んで
2005年5月10日 スポーツ今日、火曜日はイタリアではレース専門誌のmotosprintの
発売日。ということで早速読んでいたのですが、気になったのが
イタリア人が書いていたホンダが恐怖を抱かせているという記事
でした。この事について私なりに感じたことを書いてみます。
ホンダという会社はレースのことに対して真摯に臨んでいます。
そして常に参加するだけでは満足せずに勝とうと努力を惜しみ
ません。そして、そんなホンダという会社は世界で一番大きい
バイクメーカーです。
そんなホンダという会社の考え方が良くも悪くもテクニカル
レギュレーション制定や変更に影響を与えるのは確かだと
イタリア人は書いていますし、私も思っています。
ただ、それが何を生み出すのかということに関して同業他社や
DORNAが心配や懸念をしているところがあるというのが
この記事の内容でして、テクニカルなことに関する競争が進めば
コストがかさみ、資金力のあるビッグメーカーが有力になる
というのは確かであるし、中小メーカーは参戦するのが難しく
なる。そうなると近い将来的にホンダ及びヤマハのマシンばかり
がMotoGPのグリッドに並び、中小メーカーは開発にコスト
が掛かりすぎて出走できないというシナリオを心配している
人が多いようです。
スズキ、カワサキはコーポレートカラーでの参戦で、スポンサー
がない状態で活動中ですし、BMWは様子見を決めている。
私の個人的な意見では中国経済が一時的な停滞やバブル破裂に
なるとかなり個人消費によって成り立っている企業は難しい
局面になると思います。
アプリリアのかつての社長のイバーノ・べッジョ氏はまぁ、イタリア語
がわかる日本人の兄ちゃんだからということで私に気安く話をして
くれたことがありましたが、ことあるごとに私に対してもジャー
ナリストに対してもMotoGPのインフレは我々の規模のメーカー
にとっては大変なことだ。と話してくれました。
お金がかさむが成績は決して比例していなかったアプリリアの
姿をKTMやBMW、現在のアプリリア首脳部といった人たちは
見ていたわけで興味はあるが、これをやったら会社が相当傾くとか
MotoGPの活動に否定的な株主に否定されるということを
考えていると思います。
まぁ、スーパーバイクやスーパースポートといった量産され販売
されているバイクで行われているレースや草の根レベルでの
PR活動に力を入れて、ビッグスポンサーが出てこない限り
MotoGPはホンダのような取り組みかたではやらずに
社内の予算の枠組みでやるという形になるだろうなと思う私です。
それにしても4ストロークにしたら安くなると話していた人は
説明責任を果たしてほしいと思いますし、環境保護を考えて
4ストを推進した人にはサーキット内でチームのオフィスや
ガレージから出るごみは分ければ資源でまぜればごみなので
区分けをしっかりして欲しいと思いますね。そして愛知万博の
ようなパークアンドライドをサーキットに行く幹線道路でやって
いただいて汚染を防いで欲しい。
4ストであの大音量で走って、
ものすごい音を出して、サーキットではごみをたくさん出して
サーキットへ行く道では騒音と交通渋滞ということを4スト
を環境にいいからということで推進した方々は力を入れて
解決して欲しいものです。それをしないのであれば環境保護
という言葉を出してレギュレーションを変更するのは止めて
いただきたいものです。愛知万博の公共交通やごみの仕分けを
見て本当に強く思いますね。
発売日。ということで早速読んでいたのですが、気になったのが
イタリア人が書いていたホンダが恐怖を抱かせているという記事
でした。この事について私なりに感じたことを書いてみます。
ホンダという会社はレースのことに対して真摯に臨んでいます。
そして常に参加するだけでは満足せずに勝とうと努力を惜しみ
ません。そして、そんなホンダという会社は世界で一番大きい
バイクメーカーです。
そんなホンダという会社の考え方が良くも悪くもテクニカル
レギュレーション制定や変更に影響を与えるのは確かだと
イタリア人は書いていますし、私も思っています。
ただ、それが何を生み出すのかということに関して同業他社や
DORNAが心配や懸念をしているところがあるというのが
この記事の内容でして、テクニカルなことに関する競争が進めば
コストがかさみ、資金力のあるビッグメーカーが有力になる
というのは確かであるし、中小メーカーは参戦するのが難しく
なる。そうなると近い将来的にホンダ及びヤマハのマシンばかり
がMotoGPのグリッドに並び、中小メーカーは開発にコスト
が掛かりすぎて出走できないというシナリオを心配している
人が多いようです。
スズキ、カワサキはコーポレートカラーでの参戦で、スポンサー
がない状態で活動中ですし、BMWは様子見を決めている。
私の個人的な意見では中国経済が一時的な停滞やバブル破裂に
なるとかなり個人消費によって成り立っている企業は難しい
局面になると思います。
アプリリアのかつての社長のイバーノ・べッジョ氏はまぁ、イタリア語
がわかる日本人の兄ちゃんだからということで私に気安く話をして
くれたことがありましたが、ことあるごとに私に対してもジャー
ナリストに対してもMotoGPのインフレは我々の規模のメーカー
にとっては大変なことだ。と話してくれました。
お金がかさむが成績は決して比例していなかったアプリリアの
姿をKTMやBMW、現在のアプリリア首脳部といった人たちは
見ていたわけで興味はあるが、これをやったら会社が相当傾くとか
MotoGPの活動に否定的な株主に否定されるということを
考えていると思います。
まぁ、スーパーバイクやスーパースポートといった量産され販売
されているバイクで行われているレースや草の根レベルでの
PR活動に力を入れて、ビッグスポンサーが出てこない限り
MotoGPはホンダのような取り組みかたではやらずに
社内の予算の枠組みでやるという形になるだろうなと思う私です。
それにしても4ストロークにしたら安くなると話していた人は
説明責任を果たしてほしいと思いますし、環境保護を考えて
4ストを推進した人にはサーキット内でチームのオフィスや
ガレージから出るごみは分ければ資源でまぜればごみなので
区分けをしっかりして欲しいと思いますね。そして愛知万博の
ようなパークアンドライドをサーキットに行く幹線道路でやって
いただいて汚染を防いで欲しい。
4ストであの大音量で走って、
ものすごい音を出して、サーキットではごみをたくさん出して
サーキットへ行く道では騒音と交通渋滞ということを4スト
を環境にいいからということで推進した方々は力を入れて
解決して欲しいものです。それをしないのであれば環境保護
という言葉を出してレギュレーションを変更するのは止めて
いただきたいものです。愛知万博の公共交通やごみの仕分けを
見て本当に強く思いますね。
コメント