結果を書いてしまうことになるので、結果を知りたくない人は
読まないで下さい。

スタートが良かったのはピット。そして、今回期待された
ヴァーミューレンも悪くないスタートで追い上げを図ろうと
していた時にエンジンブロー。サーキットレイアウトからホンダ
パワーを有する彼は早々にヘルメットを脱ぐ残念な結果となった。

コーサーはスペインまでほどのアドバンテージはないが、それでも
着実にリードを広げる。二番手争いは加賀山とラコニ。その後方
から序盤は遅れたものの、次第にいいラップタイムを刻んで
トーズランドが差を詰めてくる展開となった。ピットは徐々に
後方に沈んでいく。

ラコニにヴァレンシアの後遺症は全くなく、加賀山にドゥカティ
サウンドを響かせながら襲い掛かる。加賀山もこれに応戦。
実に激しい二位争いとなった。

コーサーは圧勝とは言えなかったが余裕を持っての優勝。
二位争いはラコニを振り切った加賀山でコロナアルスターの
1ー2フィニッシュ。三位は最終ラップでトーズランドが
よく追い上げてチームメートを抜き去り、今季初の表彰台。
四位がこのレースを盛り上げてくれたラコニ。ゼロックス
ドゥカティは地元で3ー4フィニッシュとなった。

序盤好走のピットが単独走行の五位。ムジェリッジ、キリ
の戦いはオージーに軍配が上がり、ウォーカー、ナンネッリ、
阿部というトップ10。ここから少し遅れて芳賀となった。

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