MotoGP in CHINA

2005年4月15日 スポーツ
レースが行われるには色々な理由があると思います。
レースを開催するだけのホスト国や当該の地方の経済力、
たばこ広告規制の有無、メーカーにとって商業的にいい
場所なのかどうか、お客さんやテレビ局の熱意や反応など
が理由にあたると思いますが、日本人ライダーが多く、
日本のメーカー抜きでは成り立たないバイクのレースという
のがこの時期に行われようとしています。

様々な理由が存在し、やりたがっていたスーパーバイクの
中国ラウンドは交渉はしていたものの、昨年も今年も開催
されないまま現在に至っています。

ところがMotoGPの中国GPというのはいよいよ開催が迫っています。

優勝者のライダーの国籍の国旗が表彰式で掲揚され、国歌が
流れるインターナショナルだけれども、それ故にナショナリズム
を感じることも多い世界格式のレースが行われるのですが、
本当にこれができるのか私は懸念しています。実際この数日
日系企業や日本人で被害にあわれた方もいらっしゃいますから
ね。

200馬力のバイクで走っても鈴鹿は大丈夫だという理解を
していてレースの開催をして加藤大治郎の事故は起きて
しまいました。私が中国政府やサーキットのある場所の地方
政府と交渉する立場にあったら、日程の変更などを提言する
と思いますが、どうなることでしょう。何かが起きてからでは
遅すぎると考える私です。

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