愛知万博でMotoGPを思う
2005年4月8日 スポーツ先日、万博の長久手会場に行ってきました。まぁ、行列に並ぶ
ことやマンモスに興味ないので、各国のパビリオンに足を運んで
どんなものが展示されているのかをさらっと眺めてきましたが、
環境問題に焦点をしぼった万博であるということはよく理解でき
ましたね。
すでに新聞、雑誌、ネットなどで報道されているのですが、今回
の万博ではかなりごみの分別に関してはシビアにやっているよう
です。
毎日かなりの入場者数があり、となると当然ごみもたくさん出て
しまうのですが、当然、これは混ぜればごみですが、的確に分別
すれば再利用できるモノというのもたくさんあります。
ペットボトル、缶などは再利用が可能ですし、それ以外でも
電力を生み出せるような仕組みを整えて、実際に電力の一部を
ごみから産み出された電気によってまかなっているようです。
面倒かもしれないけれど、混ぜればごみですが、分ければ資源と
なり得るわけで、実際そうしているのは、環境に配慮した万博と
いう言葉と行動に整合性があると理解しています。
そこでレースファンである私が思ったのはバイクの世界グランプリ。
MotoGPのことですね。
有鉛ガソリンから無鉛ガソリンへの使用燃料の変更という時に
世界グランプリの連中は環境問題に配慮して無鉛ガソリンへの
変更を図ったということでした。
さらにこのレースの最高峰のカテゴリーは2ストロークで500cc
で行われていましたが、環境保護を考えて4ストロークで990cc
というカテゴリーを作りました。
ということであれば、これは私の個人的な意見ですが、こういった
規則の変更を環境保護という名目で行うのならば同時並行で
サーキット内の電力を風力発電や太陽光エネルギーの利用でまか
なったり、ごみの分別を徹底して、ごみを減らす努力をしたり、
ごみからモノを再利用したり、サーキットへ行く道中はパーク
アンドライドのシステムを構築して、ごみと騒音と交通渋滞を防いで
なるべく排気ガスを出さないようなこともやるべきだと思います。
しかし、実際はどうなのかというと、日本のもてぎにおいての
ごみの分別回収、オランダやオーストラリアにおけるパークアン
ドライドの呼びかけと公共交通による移動以外はほとんど手をつ
けていない気がします。
愛知万博について批判の声があることはわかっていますが、私は
少なくとも今回の愛地球博に関しては環境のことを言葉だけでなく
実践が伴っていると評価しています。
そんな万博会場からMotoGPのことを思うとどれだけ環境のことを
考えているのかかなり疑問に感じます。割に簡単にできることに
手を付けずにルールを変更するときだけ環境問題を口にするという
のは本当に未来の社会を考えている環境問題に取り組んでいる運動
家の皆さん、活動している団体に対して失礼な気がしますね。
ルールの変更をする時にスーパーバイクはタイヤのワンメイクなど
は言っていることと実践が伴って理念を具現化している気がしますが
環境保護を謳ってルールを変更したMotoGPは言っていることと
行動に違いがあるような気がします。そう言えば、環境保護という
ことと同時に4ストローク化によって低予算で参入できるので
多くのメーカーが参加しやすいということを話している人がいて
それが報じられていましたが、実際にはとんでもないインフレが
起きてしまい、アプリリアのような小さいメーカーがMotoGPの
参戦していきたいが現実的に活動停止に追いこまれたということが
ありました。
当時のアプリリアの社長のイバーノ・ベッジョ氏が「活動資金が
肥大化すると資金的に余裕のある大メーカー有利で我々は大変
難しい戦いを強いられる。日本の大メーカー有利になっている。」
と話していましたが、ベッジョ氏が子供の頃から可愛がっていた
ヴァレンティーノ・ロッシを日本メーカーに取られたということも
あるのでしょうがベッジョ氏などはとりわけリアルにビジネス
的なところ、MotoGPをやる上で資金的なことで他者にはわからない
大変な思いをしただけに4ストローク化で低予算で参戦できると
いう人には説明責任を果たして欲しいと思っていたのではないで
しょうか。
環境に関する理念的な言葉と行動が同一線上にあると市井の人も
VIPの人も物事に納得しやすいものだと万博会場でMotoGPのこと
を思い浮かべていた私でした。
ことやマンモスに興味ないので、各国のパビリオンに足を運んで
どんなものが展示されているのかをさらっと眺めてきましたが、
環境問題に焦点をしぼった万博であるということはよく理解でき
ましたね。
すでに新聞、雑誌、ネットなどで報道されているのですが、今回
の万博ではかなりごみの分別に関してはシビアにやっているよう
です。
毎日かなりの入場者数があり、となると当然ごみもたくさん出て
しまうのですが、当然、これは混ぜればごみですが、的確に分別
すれば再利用できるモノというのもたくさんあります。
ペットボトル、缶などは再利用が可能ですし、それ以外でも
電力を生み出せるような仕組みを整えて、実際に電力の一部を
ごみから産み出された電気によってまかなっているようです。
面倒かもしれないけれど、混ぜればごみですが、分ければ資源と
なり得るわけで、実際そうしているのは、環境に配慮した万博と
いう言葉と行動に整合性があると理解しています。
そこでレースファンである私が思ったのはバイクの世界グランプリ。
MotoGPのことですね。
有鉛ガソリンから無鉛ガソリンへの使用燃料の変更という時に
世界グランプリの連中は環境問題に配慮して無鉛ガソリンへの
変更を図ったということでした。
さらにこのレースの最高峰のカテゴリーは2ストロークで500cc
で行われていましたが、環境保護を考えて4ストロークで990cc
というカテゴリーを作りました。
ということであれば、これは私の個人的な意見ですが、こういった
規則の変更を環境保護という名目で行うのならば同時並行で
サーキット内の電力を風力発電や太陽光エネルギーの利用でまか
なったり、ごみの分別を徹底して、ごみを減らす努力をしたり、
ごみからモノを再利用したり、サーキットへ行く道中はパーク
アンドライドのシステムを構築して、ごみと騒音と交通渋滞を防いで
なるべく排気ガスを出さないようなこともやるべきだと思います。
しかし、実際はどうなのかというと、日本のもてぎにおいての
ごみの分別回収、オランダやオーストラリアにおけるパークアン
ドライドの呼びかけと公共交通による移動以外はほとんど手をつ
けていない気がします。
愛知万博について批判の声があることはわかっていますが、私は
少なくとも今回の愛地球博に関しては環境のことを言葉だけでなく
実践が伴っていると評価しています。
そんな万博会場からMotoGPのことを思うとどれだけ環境のことを
考えているのかかなり疑問に感じます。割に簡単にできることに
手を付けずにルールを変更するときだけ環境問題を口にするという
のは本当に未来の社会を考えている環境問題に取り組んでいる運動
家の皆さん、活動している団体に対して失礼な気がしますね。
ルールの変更をする時にスーパーバイクはタイヤのワンメイクなど
は言っていることと実践が伴って理念を具現化している気がしますが
環境保護を謳ってルールを変更したMotoGPは言っていることと
行動に違いがあるような気がします。そう言えば、環境保護という
ことと同時に4ストローク化によって低予算で参入できるので
多くのメーカーが参加しやすいということを話している人がいて
それが報じられていましたが、実際にはとんでもないインフレが
起きてしまい、アプリリアのような小さいメーカーがMotoGPの
参戦していきたいが現実的に活動停止に追いこまれたということが
ありました。
当時のアプリリアの社長のイバーノ・ベッジョ氏が「活動資金が
肥大化すると資金的に余裕のある大メーカー有利で我々は大変
難しい戦いを強いられる。日本の大メーカー有利になっている。」
と話していましたが、ベッジョ氏が子供の頃から可愛がっていた
ヴァレンティーノ・ロッシを日本メーカーに取られたということも
あるのでしょうがベッジョ氏などはとりわけリアルにビジネス
的なところ、MotoGPをやる上で資金的なことで他者にはわからない
大変な思いをしただけに4ストローク化で低予算で参戦できると
いう人には説明責任を果たして欲しいと思っていたのではないで
しょうか。
環境に関する理念的な言葉と行動が同一線上にあると市井の人も
VIPの人も物事に納得しやすいものだと万博会場でMotoGPのこと
を思い浮かべていた私でした。
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