やはりスズキは強いし、速い。そんなことを感じさせるテスト
二日目でした。トップタイムはコーサー、初日遅れをとった
加賀山ですが二番手のタイムを叩き出し、チームコロナアル
スタースズキが1−2を決めています。

三番手がテンカーテホンダでヴァーミューレン、四番手が
ゼロックスドゥカティのラコニでここまでが1分35秒台、
五番手がムジェリッジのCBRで六番手から八番手までヤマハ
R1が続き芳賀、カルドソ、ピットの順です。九番手がカワサキ
勢最上位のウォーカーで10位にキリというトップテンでした。

世界チャンプのトーズランド?13位です。

まぁ、いいタイムを出すのに苦労して初日がぱっとしな
かったり、路面のグリップ感がなくて(あるいはないように
感じて)思ったようなタイムを出せないようなライダーが
結構いた今回のテストでしたが、そんな中コーサーは
しっかりいいタイムで走っているので、マシンもライダーも
レベル的に高いところで走ることができているのでしょう。

私の興味は強いコーサー、加賀山のスズキを誰が止めることが
できるのかという感じで、何だか強い横綱が敗れるところを
見たがっている相撲ファンのような気持ちになってきました。

レースにはレースウィーク、レースシーズン通した流れと
いうものがあるのですが、ここまではコーサー、加賀山の
流れで来ていますね。新しいうねりを呼び込めるのは
誰だろうか気になっていますが、今回のテストでヤマハ
イタリアのメレガッリはイタリアの報道機関のインタビューに
答えて、色々試したものが形になりタイムが向上して満足
していると話していました。芳賀に期待したい私です。

まぁ、個人的にR1の美しさに惚れてしまっていることも大きい
のですが、何かを起こしてしまうエネルギーとか技量とか
爆発力というものを彼に感じるからでいい方向性のものを
捕らえることができ、戦える道具が整備されたらフィリップ
島以降牙を剥くことができるでしょう。まぁ、これは
風邪から立ち直り、開発が進んだホンダのマシンを駆る
テンカーテの二人にも言えることですが。

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