デビスカップ一回戦スロバキア対スペイン三日目シングルス二試合
2005年3月7日 スポーツ昨日で勝者が確定したため、昨日まであった放送ブースは
あるものの、実況も解説もない、放送席。クレーンカメラも
なく、昨日までと違って鳴り物も少なく、スペイン国旗を
振っていた親父もいなくなり、満員とは言えない会場に行って
来ました。
ということで3セットマッチとなり、勝ったスロバキアは
トップ2がお役ごめんということで、フィッシャーとの
付き合いでサイン会に出るくらいでした。代わりに出てきたのが
昨日のダブルスの勝利の立役者のメルティナク。スペインは
初日のシングルスの敗者のロペスです。
昨年のドラゴンズが優勝した翌日の試合がまぁぼろぼろだった
のですが、それと同じようなことを考えていた私の予想は
ある部分当りました。主力を休ませるということ、そして
勝利の望みが消えてプレイヤーに気力の充実を求めるのが
難しいという部分ですけどね。
ラテン系の人間がやる気をなくすとどうなるのか。そして、
ランク的にシングルスに起用されることはなかったのに、
シングルスで多くの協会関係者や業界人の目の前で地元で
戦えるチャンスをもらったスロバキア人はどうなるのか。
第一セットはメルティナクが6ー0で取りました。
さすがにこれではまずいと思ったのか、次の対戦に自信を
持たれたら困ると思ったのか、ファーストセットのひどい
出来から開き直ったのか、破れかぶれになったのかわかりませ
んが、セカンドはタイブレークの末にスペイン人が押さえるも、
最終セットはロペスのサービスをブレークし186位のメルティ
アクが6ー4で取りました。
まぁ、ロペスにとっては最悪の週末となりましたね。今日の彼は
初日に数える程しかバックのトップスピンを打たなかった時とは
違い、スライスに執着しなかったのですが、作戦は変わっても
勝利を奪うことはできずにブラティスラバを去ることになりました。
最終試合もスロバキアのキャプテンはローランカーの補欠
要員にチャンスを与えました。カミル・カピコビッチに経験
を積ませたのですが、これはさすがに一つも勝てずにスペイン
に帰れないヴェルダスコが簡単に6ー2、6ー2で勝ちました。
まあ、ヴェルダスコには370位のプレイヤーに負けられないと
いう気持ちが強かったと思います。
ヴェルダスコはともかく、下手したらロペスはこの週末のヘビー
な体験がプレイヤー生命を左右しかねないような印象を受け
ましたね。今日の試合を見ていて余計そう感じたのですが、
トップスピンを打てるのに打たずに結果的には自分で自分の首
を絞めてしまった。今日の試合に関してはテニスの世界ですから、
トップ200位あたりまでは差がないのですが、勝っておいていけ
ない相手にやる気がない姿を見せて勝利をプレゼントして
しまい、自信を与えてしまった。彼が今シーズンどういう
プレイをするのかわかりませんがかなりのダメージをしょって
しまった週末だったと思います。
スロバキアは次もホームでオランダと戦うことになりました。
フルバティ、べックの二枚看板次第というところはありますが、
この二回戦も楽しみです。強いナショナリズムを背負って
ホームで戦えるのは大きなアドバンテージだと思います。
これはメチージュも認めています。
スペインの王座は一冬持たなかったのですが、プレーオフに
誰が出てくるのか気になります。モヤやフェレーロあたりが
出てくるのか、現行メンバーで行くのかアレッセの決断が
迫られています。ひょっとしたらその決断をする前に彼が
この敗戦によって切られる可能性も感じます。
あるものの、実況も解説もない、放送席。クレーンカメラも
なく、昨日までと違って鳴り物も少なく、スペイン国旗を
振っていた親父もいなくなり、満員とは言えない会場に行って
来ました。
ということで3セットマッチとなり、勝ったスロバキアは
トップ2がお役ごめんということで、フィッシャーとの
付き合いでサイン会に出るくらいでした。代わりに出てきたのが
昨日のダブルスの勝利の立役者のメルティナク。スペインは
初日のシングルスの敗者のロペスです。
昨年のドラゴンズが優勝した翌日の試合がまぁぼろぼろだった
のですが、それと同じようなことを考えていた私の予想は
ある部分当りました。主力を休ませるということ、そして
勝利の望みが消えてプレイヤーに気力の充実を求めるのが
難しいという部分ですけどね。
ラテン系の人間がやる気をなくすとどうなるのか。そして、
ランク的にシングルスに起用されることはなかったのに、
シングルスで多くの協会関係者や業界人の目の前で地元で
戦えるチャンスをもらったスロバキア人はどうなるのか。
第一セットはメルティナクが6ー0で取りました。
さすがにこれではまずいと思ったのか、次の対戦に自信を
持たれたら困ると思ったのか、ファーストセットのひどい
出来から開き直ったのか、破れかぶれになったのかわかりませ
んが、セカンドはタイブレークの末にスペイン人が押さえるも、
最終セットはロペスのサービスをブレークし186位のメルティ
アクが6ー4で取りました。
まぁ、ロペスにとっては最悪の週末となりましたね。今日の彼は
初日に数える程しかバックのトップスピンを打たなかった時とは
違い、スライスに執着しなかったのですが、作戦は変わっても
勝利を奪うことはできずにブラティスラバを去ることになりました。
最終試合もスロバキアのキャプテンはローランカーの補欠
要員にチャンスを与えました。カミル・カピコビッチに経験
を積ませたのですが、これはさすがに一つも勝てずにスペイン
に帰れないヴェルダスコが簡単に6ー2、6ー2で勝ちました。
まあ、ヴェルダスコには370位のプレイヤーに負けられないと
いう気持ちが強かったと思います。
ヴェルダスコはともかく、下手したらロペスはこの週末のヘビー
な体験がプレイヤー生命を左右しかねないような印象を受け
ましたね。今日の試合を見ていて余計そう感じたのですが、
トップスピンを打てるのに打たずに結果的には自分で自分の首
を絞めてしまった。今日の試合に関してはテニスの世界ですから、
トップ200位あたりまでは差がないのですが、勝っておいていけ
ない相手にやる気がない姿を見せて勝利をプレゼントして
しまい、自信を与えてしまった。彼が今シーズンどういう
プレイをするのかわかりませんがかなりのダメージをしょって
しまった週末だったと思います。
スロバキアは次もホームでオランダと戦うことになりました。
フルバティ、べックの二枚看板次第というところはありますが、
この二回戦も楽しみです。強いナショナリズムを背負って
ホームで戦えるのは大きなアドバンテージだと思います。
これはメチージュも認めています。
スペインの王座は一冬持たなかったのですが、プレーオフに
誰が出てくるのか気になります。モヤやフェレーロあたりが
出てくるのか、現行メンバーで行くのかアレッセの決断が
迫られています。ひょっとしたらその決断をする前に彼が
この敗戦によって切られる可能性も感じます。
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