デビスカップ一回戦スロバキア対スペイン二日目ダブルス
2005年3月5日 スポーツ雪は降るないが風は冷たく寒さは厳しいスロバキアのブラティ
スラバです。しかし館内の熱気はすごかったです。今日の試合を
振り返ります。
昨日のまさかの二敗で後がなくなったスペインはラファエル・
ナダルとアルベルト・コスタのペア。一方のスロバキアが
昨日シングルスを戦ったべックとメルティナクの二人。
べックはシングルス、ダブルスのトータル三試合の出場という
ことで昨日望外のシングルス二勝を挙げてダブルスは引っ込める
かに思えましたが、今日も出てきました。
強いプレイヤーがごろごろいるスペインに対して、スロバキアは
フルバティ、べックのトップ2とそれ以下に差があるのですが、
このメルティナクがランキングや若さからは考えられないほどの
落ち着きでゲームを進めていきます。
ここの早めのハードコートですが、両陣営ともリターンゲームの
時にはファーストサービスはリターンサイドはベースラインに陣取り、
セカンドサービスになって、一人がネットにつめてより攻撃的に
プレイするというプランを持っていて、それを両チームのリターン
ゲームで実行していました。パスで抜くことに自信を持っている
からやっている作戦でしょう。
第一セットはすべてキープでタイブレークに。四人すべてのサービス
の調子がよくて、なかなかチャンスを掴めずにいましたが、
タイブレークになり、ナダルが一つ落とし、セットポイントで
コスタのサービスを足元に沈め、少し甘いボールをべックが
バックハンドのショートアングルを決めて一セット先取しました。
第二セットはこれまたいいサービス、また相手に攻撃させない
セカンドサービスを放ち、緊張感あふれる展開になりましたが、
コスタのサービスゲームをスロバキアペアが奪い6ー4でリーチ
を掛けました。
大騒ぎのスロバキアのファンに、大慌てのスペインサポーター。
騒然としたムードが漂います。
第三セットはこれまたサービスキープが続きましたが、スペインが
5ー4で迎えた第10ゲームでべックのサービスが乱れたのに
付け込み、ブレークポイントを握り、この試合でスペインが初めて
セットポイントを迎えます。
しかし、べックはサービスエースで切り抜け、また、スペイン
のグッドリターンで再びセットポイントとなりますが、深い
サービスで切り抜け、5ー5となります。
その後サービスキープが続き、6ー6でタイブレークへ。
べックが最初にサービスを落としますが、そのべックがグッド
リターンでナダルのフォアのローボレーのエラーを誘い、
追いつきます。その後、コスタのダブルフォルト、メルティナクの
バックボレーのミスがあり、再びスペインがセットポイントを
握りますが、これをスロバキアがしのぎ、逆にマッチポイント
を握ります。これをべックがサービスエースで一発で決めて
この試合を7ー6、6ー4、7ー6で制しました。
何と世界王者のスペインを相手に最終日を待たずに三タテで
勝負を決めてしまいました。
大歓声が響きまくる会場をそそくさと帰るスペインチーム。
逆にスロバキアチームは大騒ぎで勝利を決めたペアはラケットや
ボールを客席に投げ、国旗を取って、ウィニングラン。
拍手歓声口笛が鳴り響くなかサポーターと勝利を分かち合い
ました。
スペインの王座は一冬持たずに終わりました。逆にスロバキアは
二日目にして世界王者をぶち破りました。
私はこの週末を迎える前から、初日が1ー1のイーブンだったら
スロバキアにもチャンスはあると読んでいて、公言していましたが
何と二日間で片づけてしまうとは思わなかったです。やはり初日の
シングルス二勝がスロバキアにスーパーパワーを与えたような
気がします。
テレビ局や代理店の思惑はもつれて最終日までテレビ視聴率も
観客も大きなレベルになって欲しいと思っていたことでしょうが、
あっけないほど簡単に終わってしまいました。
スラバです。しかし館内の熱気はすごかったです。今日の試合を
振り返ります。
昨日のまさかの二敗で後がなくなったスペインはラファエル・
ナダルとアルベルト・コスタのペア。一方のスロバキアが
昨日シングルスを戦ったべックとメルティナクの二人。
べックはシングルス、ダブルスのトータル三試合の出場という
ことで昨日望外のシングルス二勝を挙げてダブルスは引っ込める
かに思えましたが、今日も出てきました。
強いプレイヤーがごろごろいるスペインに対して、スロバキアは
フルバティ、べックのトップ2とそれ以下に差があるのですが、
このメルティナクがランキングや若さからは考えられないほどの
落ち着きでゲームを進めていきます。
ここの早めのハードコートですが、両陣営ともリターンゲームの
時にはファーストサービスはリターンサイドはベースラインに陣取り、
セカンドサービスになって、一人がネットにつめてより攻撃的に
プレイするというプランを持っていて、それを両チームのリターン
ゲームで実行していました。パスで抜くことに自信を持っている
からやっている作戦でしょう。
第一セットはすべてキープでタイブレークに。四人すべてのサービス
の調子がよくて、なかなかチャンスを掴めずにいましたが、
タイブレークになり、ナダルが一つ落とし、セットポイントで
コスタのサービスを足元に沈め、少し甘いボールをべックが
バックハンドのショートアングルを決めて一セット先取しました。
第二セットはこれまたいいサービス、また相手に攻撃させない
セカンドサービスを放ち、緊張感あふれる展開になりましたが、
コスタのサービスゲームをスロバキアペアが奪い6ー4でリーチ
を掛けました。
大騒ぎのスロバキアのファンに、大慌てのスペインサポーター。
騒然としたムードが漂います。
第三セットはこれまたサービスキープが続きましたが、スペインが
5ー4で迎えた第10ゲームでべックのサービスが乱れたのに
付け込み、ブレークポイントを握り、この試合でスペインが初めて
セットポイントを迎えます。
しかし、べックはサービスエースで切り抜け、また、スペイン
のグッドリターンで再びセットポイントとなりますが、深い
サービスで切り抜け、5ー5となります。
その後サービスキープが続き、6ー6でタイブレークへ。
べックが最初にサービスを落としますが、そのべックがグッド
リターンでナダルのフォアのローボレーのエラーを誘い、
追いつきます。その後、コスタのダブルフォルト、メルティナクの
バックボレーのミスがあり、再びスペインがセットポイントを
握りますが、これをスロバキアがしのぎ、逆にマッチポイント
を握ります。これをべックがサービスエースで一発で決めて
この試合を7ー6、6ー4、7ー6で制しました。
何と世界王者のスペインを相手に最終日を待たずに三タテで
勝負を決めてしまいました。
大歓声が響きまくる会場をそそくさと帰るスペインチーム。
逆にスロバキアチームは大騒ぎで勝利を決めたペアはラケットや
ボールを客席に投げ、国旗を取って、ウィニングラン。
拍手歓声口笛が鳴り響くなかサポーターと勝利を分かち合い
ました。
スペインの王座は一冬持たずに終わりました。逆にスロバキアは
二日目にして世界王者をぶち破りました。
私はこの週末を迎える前から、初日が1ー1のイーブンだったら
スロバキアにもチャンスはあると読んでいて、公言していましたが
何と二日間で片づけてしまうとは思わなかったです。やはり初日の
シングルス二勝がスロバキアにスーパーパワーを与えたような
気がします。
テレビ局や代理店の思惑はもつれて最終日までテレビ視聴率も
観客も大きなレベルになって欲しいと思っていたことでしょうが、
あっけないほど簡単に終わってしまいました。
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