デビスカップ一回戦スロバキア対スペインシングルス第二試合
2005年3月5日 スポーツ第二シングルスはフルバティとヴェルダスコの試合
ランキングは29位と37位の戦いです。
キャプテンはスロバキアがメチージュ。スペインがアレッセですが、
これが全く好対照。彼らの現役時代もそうでしたが、監督業も
彼らの現役時代のスタイルを踏襲していますね。いすにどっかり
使って表情をそれほど変えないメチージュとポイントとポイント
の間に手を叩きながら立ちっぱなしではっぱをかけるアレッセ。
静と動が明らかになっています。
フルバティもヴェルダスコもかなりフラットな持ち球で早い展開
のゲームをするためにかなりエースやエース級のボールが出てくる
展開になりました。ヴェルダスコはバックは両手打ちで強く叩く
ために第一シングルスとはかなり違ったスピード感、ゲーム展開
となりました。
第一セットは第4ゲームでヴェルダスコの持ち味の攻撃性と共に
彼が有する紙一重の脆さがエラーとなって現われてサービス
ゲームを落とします。
このワンブレーク差で第一セットはフルバティが6ー3で制します。
第二セットで先にサービスを落としたのはフルバティでした。
第二ゲームでグッドリターンを浴び、フォアのミスが出て、最後は
バックをミスして、0ー2となります。
その後サービスキープが続きますが、4ー2で迎えた第七ゲームの
ヴェルダスコのサービスゲームでフルバティのリターンが冴えて
このゲームをヴェルダスコが落とします。
4ー3となり、フルバティがキープし、4ー4。そしてヴェルダスコ
のサービスゲームで15ー0からフルバティがヴェルダスコの
サービスをベースラインに強く叩くリターンを見せてエラーを
誘います。最後はヴェルダスコがフォアをネットに掛けてブレーク。
5ー4からのフルバティのサービスゲームはヴェルダスコの
攻撃的なフォアが爆発しブレークポイントを握りますが、ピンチを
サービスエースで逃れ挽回し、このゲームをキープ、6ー4で
奪います。
ヴェルダスコは2セットダウンとは言え、実にいいショットを
叩いています。フラット系の球を打つもの同士の戦いでエース
で終わることやそれに近いショットで終わることが多いので
見ていて楽しいのですが、スペイン人にとってはそれがそれが
結果に繋がっていないのが歯がゆいところでした。
スーパーショットの数はヴェルダスコの方が多いのですが、
サービス直後の体勢が乱れているところにフルバティの速い
リターンが飛んで来てあたり損ねのエラーがあったり、きわどい
ショットのアウトが多かったここまででした。
第三セットに入っても、負けているヴェルダスコですが、テニスを
変えることはなく、戦っていきますが、フルバティよりも
少し深いボールが打てるようになって戦況が変わって来ました。
また、セカンドサービスが攻撃的で相手に攻撃を許さない。
好調なプレイヤー同士でサービスキープが続きました。
すべてサービスキープとなりタイブレークに突入。先に落とした
のはヴェルダスコでしたが、攻撃性を失わずにプレイして、
タイブレーク5ー3からのポイントをサービスエース二本で
5ー5に。そこからフルバティのミスがあり、ヴェルダスコの
セカンドサービスのエースもあり、最後は7ー7からフルバティ
がバック、フォアとストロークミス二本続き9ー7でヴェルダスコ
が取りました・
第四セット。気落ちしたフルバティにヴェルダスコが襲い掛かり
ブレークに成功。しかし続く第二ゲームをダブルフォルト、
フォアボレー、フォアハンド、バックハンドとミスがつながり
ブレークバックし、1ー1となりました。
ここからお互いの持ち味が出てサービスキープが続きますが、
第八ゲームで30ー30からフォアのエース、バックのエースと
繋いでフルバティがブレークに成功。5ー3とリードします。
このゲームの後、足の不調を訴えたヴェルダスコが治療タイムを
求めて応急治療を行いました。
第9ゲーム。最初の2ポイントをリターンのミスで奪うと
そのままの勢いでフルバティがキープ。このセットを6ー3で
獲り、スロバキアに二勝目をプレゼントしました。
ヴェルダスコというプレイヤーの攻撃性やセカンドサービスの
優秀さが目につきましたが、フルバティも同じスピードの
展開のテニスを続けて、相手のエースもあるがミスも結構
あるという粗さを突いて勝利を奪ったという一戦でした。
私は以前、この国に来た経験からホームタウンの有利さから
初日1ー1のタイスコアだったらスロバキアが勝つ可能性も
大いにあると思っていたのですが、初日が2ー0ということに
なりました。スペインの王座が冬の間だけという可能性も
強くなった気がします。
ランキングは29位と37位の戦いです。
キャプテンはスロバキアがメチージュ。スペインがアレッセですが、
これが全く好対照。彼らの現役時代もそうでしたが、監督業も
彼らの現役時代のスタイルを踏襲していますね。いすにどっかり
使って表情をそれほど変えないメチージュとポイントとポイント
の間に手を叩きながら立ちっぱなしではっぱをかけるアレッセ。
静と動が明らかになっています。
フルバティもヴェルダスコもかなりフラットな持ち球で早い展開
のゲームをするためにかなりエースやエース級のボールが出てくる
展開になりました。ヴェルダスコはバックは両手打ちで強く叩く
ために第一シングルスとはかなり違ったスピード感、ゲーム展開
となりました。
第一セットは第4ゲームでヴェルダスコの持ち味の攻撃性と共に
彼が有する紙一重の脆さがエラーとなって現われてサービス
ゲームを落とします。
このワンブレーク差で第一セットはフルバティが6ー3で制します。
第二セットで先にサービスを落としたのはフルバティでした。
第二ゲームでグッドリターンを浴び、フォアのミスが出て、最後は
バックをミスして、0ー2となります。
その後サービスキープが続きますが、4ー2で迎えた第七ゲームの
ヴェルダスコのサービスゲームでフルバティのリターンが冴えて
このゲームをヴェルダスコが落とします。
4ー3となり、フルバティがキープし、4ー4。そしてヴェルダスコ
のサービスゲームで15ー0からフルバティがヴェルダスコの
サービスをベースラインに強く叩くリターンを見せてエラーを
誘います。最後はヴェルダスコがフォアをネットに掛けてブレーク。
5ー4からのフルバティのサービスゲームはヴェルダスコの
攻撃的なフォアが爆発しブレークポイントを握りますが、ピンチを
サービスエースで逃れ挽回し、このゲームをキープ、6ー4で
奪います。
ヴェルダスコは2セットダウンとは言え、実にいいショットを
叩いています。フラット系の球を打つもの同士の戦いでエース
で終わることやそれに近いショットで終わることが多いので
見ていて楽しいのですが、スペイン人にとってはそれがそれが
結果に繋がっていないのが歯がゆいところでした。
スーパーショットの数はヴェルダスコの方が多いのですが、
サービス直後の体勢が乱れているところにフルバティの速い
リターンが飛んで来てあたり損ねのエラーがあったり、きわどい
ショットのアウトが多かったここまででした。
第三セットに入っても、負けているヴェルダスコですが、テニスを
変えることはなく、戦っていきますが、フルバティよりも
少し深いボールが打てるようになって戦況が変わって来ました。
また、セカンドサービスが攻撃的で相手に攻撃を許さない。
好調なプレイヤー同士でサービスキープが続きました。
すべてサービスキープとなりタイブレークに突入。先に落とした
のはヴェルダスコでしたが、攻撃性を失わずにプレイして、
タイブレーク5ー3からのポイントをサービスエース二本で
5ー5に。そこからフルバティのミスがあり、ヴェルダスコの
セカンドサービスのエースもあり、最後は7ー7からフルバティ
がバック、フォアとストロークミス二本続き9ー7でヴェルダスコ
が取りました・
第四セット。気落ちしたフルバティにヴェルダスコが襲い掛かり
ブレークに成功。しかし続く第二ゲームをダブルフォルト、
フォアボレー、フォアハンド、バックハンドとミスがつながり
ブレークバックし、1ー1となりました。
ここからお互いの持ち味が出てサービスキープが続きますが、
第八ゲームで30ー30からフォアのエース、バックのエースと
繋いでフルバティがブレークに成功。5ー3とリードします。
このゲームの後、足の不調を訴えたヴェルダスコが治療タイムを
求めて応急治療を行いました。
第9ゲーム。最初の2ポイントをリターンのミスで奪うと
そのままの勢いでフルバティがキープ。このセットを6ー3で
獲り、スロバキアに二勝目をプレゼントしました。
ヴェルダスコというプレイヤーの攻撃性やセカンドサービスの
優秀さが目につきましたが、フルバティも同じスピードの
展開のテニスを続けて、相手のエースもあるがミスも結構
あるという粗さを突いて勝利を奪ったという一戦でした。
私は以前、この国に来た経験からホームタウンの有利さから
初日1ー1のタイスコアだったらスロバキアが勝つ可能性も
大いにあると思っていたのですが、初日が2ー0ということに
なりました。スペインの王座が冬の間だけという可能性も
強くなった気がします。
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