前述の通り、デビスカップの一回戦のスロバキア対スペインの
試合を見に行こうと思いチケットを買い求めに行きました。

このブログをお読みの方はご存知のように私は昨年、ブラティス
ラバでのチャレンジャー大会が行われた会場というのは知っている
のであの収容能力だとデーゲームだし、土日は難しいけれど初日
の金曜日のシングルス二試合の日はチケットが手に入るかなと
思いながら出かけてきました。

プレイガイド、そしてスロバキアテニスセンターに行ってびっくり
しましたね。

すでに金曜日の初日シングルス二試合のチケットは完売でした。
この一日目の試合というのはナイターではないですよ。繰り返し
になりますが昼間に行われる試合です。

まっとうな勤め人ならば金曜日の午後なんていうのは働かなければ
いけないわけですし、この国で行われる国内リーグのサッカー
やアイスホッケーの値段が50スロバキアコルナから高くても
120ぐらいなのに、このデビスカップの初日と最終日のシングルス
二試合が行われる日のチケットは700SKします。

日本人の考えでは2700円ほどでスペインの選手とスロバキアの
フルバティ、べック、クチェラといった連中の試合を見られるの
は安いと思うかも知れませんが、この国の物価からしたら結構な
額になります。決して安い買い物ではありません。

にも関わらず、スロバキア人のテニスファンというのは、
我らのフルバティとべック、クチェラが世界一のスペインに
戦いを挑むとなると我々は万難を排して応援しなければいけない
と考えていますね。そうでないと金曜の昼間という一番チケットが
買いにくい日にちのチケットがこの時期になくなるというのは
考えられません。この国のナショナリズムの強さというのを私は
昨年の同じ会場で行われた10万ドルのチャレンジャー大会で
まともに肌で感じました。四大大会の後半だったら自国のプレイヤー
の勝利を願って国旗を振って鳴り物を鳴らして応援するのもわかり
ますが、10万ドルのチャレンジャー大会の二回戦でスロバキア
国旗の小旗が配られ、鳴り物を鳴らして応援する水曜日や木曜日の
午後のスロバキアナショナルテニスセンター。あの時と同じような
光景を見ることになるでしょう。

金曜日のチケットがソールドアウト。彼らの応援はまさに
to the all dreamers。フルバティがべックがクチェラが
追い風利用してはばたくことになるのか、それを世界チャンプの
スペインが叩いて連覇に歩むことになるのか非常に大きな
意味のある一回戦になると思います。今から楽しみです。
金曜日もネット予約で来れなかった人やひょっとした出るかもしれ
ない当日券を買おうと考えています。

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