MotoGPの放送権がCS放送に。実況は?
2005年2月10日 TVサーキット内の雰囲気は好きではないが、レースのレベルの
高いMotoGPは当然見ているのですが、昨年のもてぎの
時にNHKBSの放送終了の話を聞いていました。どこの局が
放送するのか気になっていたのですが、これがスカパーのチャンネル
になりました。今回はこのことについて。
98年のシーズンから衛星での権利がWOWOWからNHKBSに
変わったのですが、まぁ、当初の実況はひどいものでした。
それまでがWOWOWでは柄沢さんだったのですが、NHKの
実況ラインナップをどのように考えていたのかわかりませんが、
テンションが低く、とても3クラス3時間聞けるシロモノでは
なかったです。開幕の鈴鹿の放送をテレビ大阪とNHKBSと
比べて愕然としました。
その後、NHKBSも若くてこのスポーツが好きなアナウンサーが
担当するようになり、公式なチーム名(マールボロヤマハとか
レプソルホンダといった名称)を言わないNHK的なところを
覗いて私は田中アナの実況に好意を抱いていました。
(それにしてもテニスのAIGオープンや野球のヤフーBBスタ
ジアムや中日ドラゴンズがOKで何でオフィシャリーに名乗って
いるチーム名が駄目なのかわからず、チームに高い額を払っている
側は正しい報道がされているように思っていないようで不満を持
っていますね。)
彼の実況には愛とか情熱が感じられましたね。また解説陣との
やり取りも放送を重ねるうちに呼吸もあってきて落ち着いて見ら
れるようになりました。恐らくNHK的にもベテランの経験の
あるアナウンサーだがレースを実況するには無理がある人より
まだ若いがレースが好きでマイクに向かう前に色々勉強している
アナウンサーを好んだのでしょう。
そのNHKBSと田中アナですが、残念ながら放送権が切れて
契約延長をすることなくもてぎのレースを迎えました。
かつてレッドブルヤマハがスポンサーもマシンも失う危機に陥った
時にラコニがポールポジションから優勝。チームメイトのマッコイが
三位表彰台を得て翌年以降のスポンサード、マシン供給の継続に
結びついたことがありました。もてぎのレースで玉田が優勝。
そして、中野がカワサキのマシンで大殊勲の三位で地元で日本人
二人が表彰台に立ち、盛りあがったのですが、これがNHKや他の
局への強力なプレゼンテーションの材料にはならなかったですね。
色々な報道がされる中、スカパーでの放送が決定したようですが、
NHKBSでの行われていた田中アナによる実況のレースは見られ
ないでしょう。
海老沢体制の前で島政権の時か、川口会長時代かわかりませんが、
NHKのアナウンサーが四月の改編期の直前に大量に民放局に引き
抜かれたことがありました。その時はさすがにNHKの会長が怒って
「自分たちで人材を育てることなく、我々が人やモノを使って
育てた人材を引きぬいていくのは道義上問題が多いにある」という
発言をしていました。
私はこの発言はもっともだと思いましたが、ある芸能レポーター
かスポーツ紙のジャーナリストが「確かに民放のやり方には問題が
あるが、その一方NHKという組織にいて、やりたいことがやれ
ないところに民放のチャンネルがいい条件でやりたいことや興味
のあることができる話を持ってきているのではないか。だとしたら
それはNHKの側にも考える必要性のある部分が存在するのでは
ないか」と話したところ、その部分に対しては「そこは我々も
考えなければいけない部分がある。」というような発言をしていま
した。
でもって、田中アナです。彼の実況に愛や情熱を感じたことは
すでに書きました。そして彼はNHKのアナウンサーですが、
NHKBSは放映権を更新する意欲がなく、スカパーによる放送
になりました。レースファンでネットをやっている人の中に
田中アナ待望論というのはかなりあると思います。彼がNHKを
離れるのか留まるのかわかりませんが彼の愛するレースの放映権
はスカパーに移りました。田中アナの実況やレースを愛する人
による実況でレースを見たいと思う私です。NHKBSがやり
始めた頃というのは仕方なくやらされていたという人がやって
いたようにしか思えなかったですからね。
高いMotoGPは当然見ているのですが、昨年のもてぎの
時にNHKBSの放送終了の話を聞いていました。どこの局が
放送するのか気になっていたのですが、これがスカパーのチャンネル
になりました。今回はこのことについて。
98年のシーズンから衛星での権利がWOWOWからNHKBSに
変わったのですが、まぁ、当初の実況はひどいものでした。
それまでがWOWOWでは柄沢さんだったのですが、NHKの
実況ラインナップをどのように考えていたのかわかりませんが、
テンションが低く、とても3クラス3時間聞けるシロモノでは
なかったです。開幕の鈴鹿の放送をテレビ大阪とNHKBSと
比べて愕然としました。
その後、NHKBSも若くてこのスポーツが好きなアナウンサーが
担当するようになり、公式なチーム名(マールボロヤマハとか
レプソルホンダといった名称)を言わないNHK的なところを
覗いて私は田中アナの実況に好意を抱いていました。
(それにしてもテニスのAIGオープンや野球のヤフーBBスタ
ジアムや中日ドラゴンズがOKで何でオフィシャリーに名乗って
いるチーム名が駄目なのかわからず、チームに高い額を払っている
側は正しい報道がされているように思っていないようで不満を持
っていますね。)
彼の実況には愛とか情熱が感じられましたね。また解説陣との
やり取りも放送を重ねるうちに呼吸もあってきて落ち着いて見ら
れるようになりました。恐らくNHK的にもベテランの経験の
あるアナウンサーだがレースを実況するには無理がある人より
まだ若いがレースが好きでマイクに向かう前に色々勉強している
アナウンサーを好んだのでしょう。
そのNHKBSと田中アナですが、残念ながら放送権が切れて
契約延長をすることなくもてぎのレースを迎えました。
かつてレッドブルヤマハがスポンサーもマシンも失う危機に陥った
時にラコニがポールポジションから優勝。チームメイトのマッコイが
三位表彰台を得て翌年以降のスポンサード、マシン供給の継続に
結びついたことがありました。もてぎのレースで玉田が優勝。
そして、中野がカワサキのマシンで大殊勲の三位で地元で日本人
二人が表彰台に立ち、盛りあがったのですが、これがNHKや他の
局への強力なプレゼンテーションの材料にはならなかったですね。
色々な報道がされる中、スカパーでの放送が決定したようですが、
NHKBSでの行われていた田中アナによる実況のレースは見られ
ないでしょう。
海老沢体制の前で島政権の時か、川口会長時代かわかりませんが、
NHKのアナウンサーが四月の改編期の直前に大量に民放局に引き
抜かれたことがありました。その時はさすがにNHKの会長が怒って
「自分たちで人材を育てることなく、我々が人やモノを使って
育てた人材を引きぬいていくのは道義上問題が多いにある」という
発言をしていました。
私はこの発言はもっともだと思いましたが、ある芸能レポーター
かスポーツ紙のジャーナリストが「確かに民放のやり方には問題が
あるが、その一方NHKという組織にいて、やりたいことがやれ
ないところに民放のチャンネルがいい条件でやりたいことや興味
のあることができる話を持ってきているのではないか。だとしたら
それはNHKの側にも考える必要性のある部分が存在するのでは
ないか」と話したところ、その部分に対しては「そこは我々も
考えなければいけない部分がある。」というような発言をしていま
した。
でもって、田中アナです。彼の実況に愛や情熱を感じたことは
すでに書きました。そして彼はNHKのアナウンサーですが、
NHKBSは放映権を更新する意欲がなく、スカパーによる放送
になりました。レースファンでネットをやっている人の中に
田中アナ待望論というのはかなりあると思います。彼がNHKを
離れるのか留まるのかわかりませんが彼の愛するレースの放映権
はスカパーに移りました。田中アナの実況やレースを愛する人
による実況でレースを見たいと思う私です。NHKBSがやり
始めた頃というのは仕方なくやらされていたという人がやって
いたようにしか思えなかったですからね。
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