スズキのSBKは勝てるのか
2005年1月26日 スポーツかつてチームアルスタースズキがキリのライディングで
かなり世界タイトルに近づいたことがありました。
その後、しばしの低迷と世界選手権における活動停止を
経て、05年世界選手権に元世界チャンプのトロイ・コーサー
と昨年イギリス選手権を戦っていた加賀山というラインナップで
打倒ドゥカティ、ホンダ、ヤマハ、カワサキに打ってでました。
先週のテストに関する報道から感じたことを今日は書いてみます。
真夏のオーストラリアのフィリップアイランドでのテスト。
05年型のスズキのリッターバイクを駆ったトロイ・コーサー
ですが、タイムと報道を目にして「どえりゃあ速いがや」と
モニターを見て名古屋弁で叫んでしまいました。
そして、日本語で書かれた報道ではほとんど触れていませんが、
イタリアのHPを見ていて納得しましたね。
今季のコーサーはスズキのマシンでグイドッティと組みます。
彼のことを知っていたとしたら、相当コアなレースファンか
芳賀やコーサーのファンだと思います。
このエンジニアというのは彼が97年ステーファノ・ペルジーニ
と共に世界GPの250ccでナストロアッズーロアプリリア
で働いていた時から会えば話をするような仲なのですが、いつだった
か彼は「もし、話があって機会があれば日本のメーカーなりチーム
で働いてみたいなぁ」ということを口にしていました。
ずっとアプリリアのチーム(世界GPの250でペルジーニや
バッタイーニと仕事をしていた後にSBK)で働いていたので
そんなことを考えているとは思っていなかった私にとっては意外な
言葉でした。
その彼は250のチームの後、アプリリアがRSVミッレでSBK
に参戦することになり、ここで実戦と開発の担当となりました。
このヴェネツィアのメーカーがSBK参戦二年目となり迎えた
ライダーがトロイ・コーサーでした。
RSVミッレが強そうで速そうに見えたあの時、コーサーと
グイドッティは組んでいました。
コーサーがかつてのいい時期のコンビネーションを求めて引っ
張ってきたのか、アプリリアのMOTOGPがなくなりグイドッティ
が就職活動して拾われたのか、経験と知識のあるエンジニアを
スズキやアルスターが求めたのかわかりませんが、とにかく
コーサー&グイドッティというコンビが復活しました。
そして、他のメーカーやチーム、ライダーが驚くタイム。
04年型のスズキと05年型はかなり違うというか全く違うという
話が出てきています。同じなのはモデル名や型番ぐらいのようです。
(同じような例は03年型と04年型のヤマハのR1が全然違って
ひどく驚いたということがありましたが、斬新な変化に比例して
戦闘力がかなりアップしたようでした。)
正常発展ではなく、エンジニアやメーカーが速さを求めて、様々な
マテリアルやアイデアを盛りこんで出来たマシンのようで実際
この目で見るのが楽しみです。
またグイドッティはSBKの方が好きだということを話していた
ので(走っていた立場やライダーと共に戦っていた立場とすると
やはり加藤大治郎のようなことが起きた時にレースがストップ
することなく進めて危険な状態のライダーを担架で運んで救急車に
乗せてしまうMOTOGPより、危険を感じたらレースをストップ
して倒れたライダーの所のすぐそばに救急車を走らせて緊急な
医療を施すSBKの方を当然ながら好みますね。)モチベーション
も上がっていることでしょう。
基本性能が高いレベルであれば、コーサー&グイドッティのことです。
トーズランド、ラコニ、芳賀、キリ、ヴァーミューレン、ボストロム
といった世界の列強にぶつかっていけることでしょう。
来月の開幕が楽しみです。
かなり世界タイトルに近づいたことがありました。
その後、しばしの低迷と世界選手権における活動停止を
経て、05年世界選手権に元世界チャンプのトロイ・コーサー
と昨年イギリス選手権を戦っていた加賀山というラインナップで
打倒ドゥカティ、ホンダ、ヤマハ、カワサキに打ってでました。
先週のテストに関する報道から感じたことを今日は書いてみます。
真夏のオーストラリアのフィリップアイランドでのテスト。
05年型のスズキのリッターバイクを駆ったトロイ・コーサー
ですが、タイムと報道を目にして「どえりゃあ速いがや」と
モニターを見て名古屋弁で叫んでしまいました。
そして、日本語で書かれた報道ではほとんど触れていませんが、
イタリアのHPを見ていて納得しましたね。
今季のコーサーはスズキのマシンでグイドッティと組みます。
彼のことを知っていたとしたら、相当コアなレースファンか
芳賀やコーサーのファンだと思います。
このエンジニアというのは彼が97年ステーファノ・ペルジーニ
と共に世界GPの250ccでナストロアッズーロアプリリア
で働いていた時から会えば話をするような仲なのですが、いつだった
か彼は「もし、話があって機会があれば日本のメーカーなりチーム
で働いてみたいなぁ」ということを口にしていました。
ずっとアプリリアのチーム(世界GPの250でペルジーニや
バッタイーニと仕事をしていた後にSBK)で働いていたので
そんなことを考えているとは思っていなかった私にとっては意外な
言葉でした。
その彼は250のチームの後、アプリリアがRSVミッレでSBK
に参戦することになり、ここで実戦と開発の担当となりました。
このヴェネツィアのメーカーがSBK参戦二年目となり迎えた
ライダーがトロイ・コーサーでした。
RSVミッレが強そうで速そうに見えたあの時、コーサーと
グイドッティは組んでいました。
コーサーがかつてのいい時期のコンビネーションを求めて引っ
張ってきたのか、アプリリアのMOTOGPがなくなりグイドッティ
が就職活動して拾われたのか、経験と知識のあるエンジニアを
スズキやアルスターが求めたのかわかりませんが、とにかく
コーサー&グイドッティというコンビが復活しました。
そして、他のメーカーやチーム、ライダーが驚くタイム。
04年型のスズキと05年型はかなり違うというか全く違うという
話が出てきています。同じなのはモデル名や型番ぐらいのようです。
(同じような例は03年型と04年型のヤマハのR1が全然違って
ひどく驚いたということがありましたが、斬新な変化に比例して
戦闘力がかなりアップしたようでした。)
正常発展ではなく、エンジニアやメーカーが速さを求めて、様々な
マテリアルやアイデアを盛りこんで出来たマシンのようで実際
この目で見るのが楽しみです。
またグイドッティはSBKの方が好きだということを話していた
ので(走っていた立場やライダーと共に戦っていた立場とすると
やはり加藤大治郎のようなことが起きた時にレースがストップ
することなく進めて危険な状態のライダーを担架で運んで救急車に
乗せてしまうMOTOGPより、危険を感じたらレースをストップ
して倒れたライダーの所のすぐそばに救急車を走らせて緊急な
医療を施すSBKの方を当然ながら好みますね。)モチベーション
も上がっていることでしょう。
基本性能が高いレベルであれば、コーサー&グイドッティのことです。
トーズランド、ラコニ、芳賀、キリ、ヴァーミューレン、ボストロム
といった世界の列強にぶつかっていけることでしょう。
来月の開幕が楽しみです。
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