今年のテニス界を振り返る男子編
2004年12月25日 スポーツ今年のテニスの世界を振り返ると、強い横綱が確固たる
地位を築いたなという気がしましたね。
三十年前とは違って、旧ソ連、旧共産圏、南米大陸から
たくさん選手が世界のトップを目指して覇権を争い、
シーズンオフの少ないこのスポーツで群雄割拠してきた
ここ数年でしたが、今年のロジャー・フェデラーは本当に
強かった。
その強さは84年の一年に三敗しかしなかった絶頂期の
ジョン・マッケンローを思わせるものがありますが、
国際テニス連盟の世界政策とコマーシャリズムの拡大で
前述のように選手の層が厚くなった現今でグランドスラム
イベント三勝で年間に六敗しかしなかったというのは
かつてのマッケンロー以上のものを感じました。
またテニスの質というところでもこの人には苦手な
サーフェースがないような気がします。この人が好調だったら
まず、勝てない。そう思わせるものがあります。
また苦手な対戦相手というのも思い浮かびません。
彼に勝てる相手というのはとんでもない何かを持っていないと
いけないのではないか。桁の違うパワーであるとか、
予測能力の高さと足の速さを持っていてコートカバーリングが
完璧であるとか、フェデラーがその日あまり調子の出ないところ
をひたすら突つきまくれる悪魔性というものであるとかを
有していないと難しい気がします。あるいはクレーコートで
何時間でも打ち合っていられるクレーコートスペシャリストが
持っている根気という名前の武器とかですね。
今のフェデラーのライバルというのは彼自身であると思います。
グランドスラムに一番近い存在が彼だと思います。ハングリー
ガッツをなくし、世界中を周ってホテルと試合会場に行く
毎日に楽しみも興奮も感じることなく、退屈さを感じ、
体力トレーニングも技術の向上にもモチベーションを
高めることができなくなった時に勝利の女神は他者に
微笑む気がします。
地位を築いたなという気がしましたね。
三十年前とは違って、旧ソ連、旧共産圏、南米大陸から
たくさん選手が世界のトップを目指して覇権を争い、
シーズンオフの少ないこのスポーツで群雄割拠してきた
ここ数年でしたが、今年のロジャー・フェデラーは本当に
強かった。
その強さは84年の一年に三敗しかしなかった絶頂期の
ジョン・マッケンローを思わせるものがありますが、
国際テニス連盟の世界政策とコマーシャリズムの拡大で
前述のように選手の層が厚くなった現今でグランドスラム
イベント三勝で年間に六敗しかしなかったというのは
かつてのマッケンロー以上のものを感じました。
またテニスの質というところでもこの人には苦手な
サーフェースがないような気がします。この人が好調だったら
まず、勝てない。そう思わせるものがあります。
また苦手な対戦相手というのも思い浮かびません。
彼に勝てる相手というのはとんでもない何かを持っていないと
いけないのではないか。桁の違うパワーであるとか、
予測能力の高さと足の速さを持っていてコートカバーリングが
完璧であるとか、フェデラーがその日あまり調子の出ないところ
をひたすら突つきまくれる悪魔性というものであるとかを
有していないと難しい気がします。あるいはクレーコートで
何時間でも打ち合っていられるクレーコートスペシャリストが
持っている根気という名前の武器とかですね。
今のフェデラーのライバルというのは彼自身であると思います。
グランドスラムに一番近い存在が彼だと思います。ハングリー
ガッツをなくし、世界中を周ってホテルと試合会場に行く
毎日に楽しみも興奮も感じることなく、退屈さを感じ、
体力トレーニングも技術の向上にもモチベーションを
高めることができなくなった時に勝利の女神は他者に
微笑む気がします。
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