私が感じたヨーロッパにおける反米感情
2004年11月21日 日常 コメント (2)ヨーロッパの国を周ってみて思うのは、当たり前の話ですが、
その国の言葉をあいさつ程度でも話すと対応の仕方が違うと
いうものです。
私が現在いるプラハにおいてもそうですね。また今週の
月曜日にスロバキアからチェコに戻ってきたときも
国境審査でチェコ語であいさつして、チェコ語で
「すいません。私はチェコ語が話せません。イタリア語か
フランス語か英語がわかりますか。」というと
驚いていました。
先日ヴェネツィアからプラハの空港に着いた時も
そうでしたね。
チェコのブルノではプライベートアパートメントに
泊まるのですが、ここのおばさんはフランス語が
わかるのでフランス語を。チェスキーブデヨビッチの
プライベートアパートメントで、ブザーを鳴らして
「すいません。私は旅行者です。チェコ語はわかりません。
イタリア語かフランス語か英語がわかりますか。」
なんてチェコ語で話したら、宿の主が「私はイタリア語
はうまくないですが、わかります。少し待ってください。」
とイタリア語で返してきて、ドアを開けたら目の前に
日本人。かなりびっくりしていました。
私の経験からして、英語以外の外国語を話すと非常に
親切にしてくれますね。
それとは全く逆に英語国民がどこに行っても彼らの
母国語で通すのを見て嫌な気持ちを抱いている人の
数というのは多いです。
イラク戦争や観光客の英語で通そうとする姿勢や
態度などを見ていると反米感情が強くなるのは
リアルによくわかります。
日本人の外国語下手を口にする人が多いと思いますが、
一番外国語が下手なのは、あるいは外国語を勉強する
気持ちがないのはアメリカ人やイギリス人だと
思います。
まぁ、そんな他の国の言葉を理解しようとしない
高飛車な姿勢が嫌われる理由の一つだと思います。
その国の言葉をあいさつ程度でも話すと対応の仕方が違うと
いうものです。
私が現在いるプラハにおいてもそうですね。また今週の
月曜日にスロバキアからチェコに戻ってきたときも
国境審査でチェコ語であいさつして、チェコ語で
「すいません。私はチェコ語が話せません。イタリア語か
フランス語か英語がわかりますか。」というと
驚いていました。
先日ヴェネツィアからプラハの空港に着いた時も
そうでしたね。
チェコのブルノではプライベートアパートメントに
泊まるのですが、ここのおばさんはフランス語が
わかるのでフランス語を。チェスキーブデヨビッチの
プライベートアパートメントで、ブザーを鳴らして
「すいません。私は旅行者です。チェコ語はわかりません。
イタリア語かフランス語か英語がわかりますか。」
なんてチェコ語で話したら、宿の主が「私はイタリア語
はうまくないですが、わかります。少し待ってください。」
とイタリア語で返してきて、ドアを開けたら目の前に
日本人。かなりびっくりしていました。
私の経験からして、英語以外の外国語を話すと非常に
親切にしてくれますね。
それとは全く逆に英語国民がどこに行っても彼らの
母国語で通すのを見て嫌な気持ちを抱いている人の
数というのは多いです。
イラク戦争や観光客の英語で通そうとする姿勢や
態度などを見ていると反米感情が強くなるのは
リアルによくわかります。
日本人の外国語下手を口にする人が多いと思いますが、
一番外国語が下手なのは、あるいは外国語を勉強する
気持ちがないのはアメリカ人やイギリス人だと
思います。
まぁ、そんな他の国の言葉を理解しようとしない
高飛車な姿勢が嫌われる理由の一つだと思います。
コメント
私達日本人は、米国人と欧州人は同じ人種だから
差別感情は少ないかな~とは思っていたのですが、そんな思想は
西欧や東欧に旅行した時にはっきりと感じられました。
(特にフランスがすごかったです。英語を喋れない人たちを
沢山見ました。一応学校で習うそうなのですが。)
確かに、yasu様がおっしゃる通り、英語が公用語だからといって
他国の言葉をちっとも理解しないのは考え物ですね。
でも、米国人は、自分の国が世界一という思想がまかり通っているからなぁ・・・。
現在、プラハにいて、片言のチェコ語と英語とイタリア語を使って
コミュニケーションを取っています。
フランス人に限らず、イタリア人も英語を話せない人が多いと思うのですが
私が思うに、一番、ヨーロッパの中で外国語を話せないのはイギリス人だと
思いますね。また、欧米という枠組みではアメリカ人は本当に話せない、
というか学ぶ気持ちがさらさらないと思いますね。そして、その考えは
美しくないと思います。
私が大国が嫌いで、小さな国のチェコで居心地のよさを感じるのは、彼らが英語なり
イタリア語なりフランス語を話して私に何かを伝えようという思いを肌で感じたり、
私がチェコ語を使ったりすると喜んでくれる(と同時に持っているものを使って
こなすことに慣れてしまった私がいくつになっても何かを学ぶことの重要性を
思い出す)ことに幸福感を感じるからですね。
まぁ、動詞だけでなく、名詞の格変化がそれも七つもあるチェコ語は難しい
のですが、だからといって母国語ばかり話す人に対するチェコ人の思いと
単語を探しながらチェコ語を話そうとする私とでは態度は大きく変わりますね。
私はフランスではフランス語を話していたので、非常によくしてもらいましたし、
レース業界のフランス人は日本人がフランス語を話すことの難しさを知っているので
とりわけ親切ですね。私のフランス語は決してうまくないのですが、だからといって
黙っていたり、英語を話すのではなく、単語を探しながら話す私によくしてくれています。
その土地にいったら、その土地の言葉を話すのが受け入れられやすいですね。
アメリカ人はフランスで『何で英語が通じないんだ』と言っていますが、多くの人が
話すのとどこでも通じるのは違うと思います。