何年か前かテレビで競馬を見ていたら、レースの後に勝利騎手
インタビューをやっていました。

勝った馬の名前というのはすぐに忘れてしまいましたが、ジョッキーは
今でもはっきり覚えています。彼の名前はオリヴィエ・ぺリエ。

フランス人でオリヴィエという名前でスポーツ選手で思い浮かべるのは、この素晴らしい騎手、そして、かつて世界グランプリロードレースの250ccクラスで世界チャンピオンになった、オリヴィエ・ジャック、それからF1ドライバー(だった)のオリヴィエ・パニスの三人ですね。

私が面識があるのはオリヴィエ・ジャックだけなのですが、ぺリエ
という人のインタビューを見ていてある種の共通点を感じました。

まずは、フランス人であるが、英語を話すという点。世界規模の
スポーツに参加していると、必要なものだと英語嫌いの私も思います。

そして、簡単な日本語で協力してくれた人や、関係者にお礼を言う
ところですね。ぺリエはインタビューで、「どうもありがとう。
関西の人にはどうもおおきに」なんて言っていました。

日本人で何らかの形で世界に出たいと思っている人は、様々な
ジャンルでたくさんいると思いますが、体一つで世界に出るにせよ、
スポンサーやメーカーなどとの繋がりを得て海外に行くにしても
やはり、英語は必要だし、また、お世話になった人や団体に御礼の
言葉をその人や、携わっている団体で話されている言葉で口にすると
いうのは、重要なことだと思いますね。

私がオリヴィエ・ジャックとフランス語で話ながらも、簡単な日本語
を彼が口にする様子を目にして、根性や技術と同時に必要なものを
感じる私です。

その彼は様々な理由が重なって、浪人生活を余儀なくされて
いますが、来季に関して、交渉を始めました。できることなら、
F1的になってきているMOTOGPではなく、SBKに来て暴れて欲しい
ものです。

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